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ポッケの中のおもちゃ

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kindle 第一話: kindle2 国際版を持つわけ…

iPadの発売が待たれるいまですが、「kindle2 国際版」を手に入れました。
amazon.comで日本からも購入可能です。2010年4月現在、円高にふれていることもあり、送料・税金こみで3万円しませんでした。
kindle2-IMG.jpg
少しすれば、もっと高機能で日本語に対応しててカラー表示のiPadがでてくるのに、kindleを入手したのか?かなり単純な理由があります。多機能の端末が欲しいわけでなく、電子書籍やデータを表示する端末が必要だったから…です。
仕事をしていると、仕様書の確認やレファレンスを確認しながらの作業になります。一時期は、パソコンに表示してましたが、作業はパソコンの前だけではありません。パソコンの作業でも、画面の一部が隠れるので作業しづらい。サブディスプレイも使ってますが、常に持ち歩くものではありません。
手軽に持ち歩けて、書類を確認できるデバイスが必要だったのが大きな理由です。
iPadでもイイじゃないか?ごもっともなご意見です。ただ、iPadはパソコンやポメラと同じアウトプットのデバイスだと思います。考えたことを出力する側の「自分の一次情報」を蓄える場所。一方、kindleは仕様書などの二次情報を管理する場所と感じています。
小難しい話は、ここまでにしてkindleに入れているものは、次のような情報です。追加ですが、kindleは日本語が使えるようにしています。

  • 仕様書(RFCなどの通信プロトコル)
  • レファレンス(SQLやHTML,Java,perlのレファレンス)
  • 用語集と辞書(Glossaryと短縮語の辞書)
  • 電子版の専門書籍
  • プロジェクトの参考資料

今までは仕事にあわせて持ち歩く資料を分けていたのですが、ほぼすべてのデータがkindleに入りました。
仕事で使うときのポジション
仕事で使うときには、パソコンの左脇あたりにkindleをおいています。A4の書類立てなどに立てかけるとパソコンで作業をしながらkindleで資料を確認したりと言うことが出来ます。また、ホワイトボードに説明の図を書く場合でも、左手にkindleを持って確認しながら書くこともできます(ブレストするときも同じですね)。
ネットの情報で気になる状態…
kindleを購入してネットの情報を確認すると、気になる状況にあいました。kindleが発売されたとき日本語を表示する方法はなく、PDFも別途変換が必要でした。しかし、2010年4月現在は、kindleのファームウェアがバージョンアップしており、PDFはそのまま表示可能です。また、日本語のハック方法もあり、普通に日本語の表示が出来ています。
ブログという仕組みの特性かもしれませんが、新しい情報と古い情報が一緒に表示されてしまい、「今はもっと簡単になっているのに、昔のやり方で面倒な手順を知ってしまう」という場合もあります。
ネットで情報を集める場合には、この「古い情報を新しい方法と信じてしまう」ことを避ける必要があるな…と、感じています。
とりあえずは、新しく手に入れた kindle で快適な読書環境と仕事の環境を楽しみます。

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