in pocket : ポッケの中のおもちゃ

ポッケの中のおもちゃ

ポッケの中のおもちゃ…

第01話: 先行発売のNetWalker入手…はじめの一歩

9月25日発売のNetWalkerですが、9/18から先行発売が開始されました。SHARPのスタッフさんの話によると、シルバーウィークがある関係で、台数限定でもこの時期に出荷しておきたかったからとの話でした(来月に購入を回すつもりでしたが、シルバーウィークで使い倒す時間がとれそうなので、購入の優先順位を変更しました)。
早速、現物を入手して手元にあります。今回購入したのは、ブラック・モデルです。

Linux Zaurusに比べると、ひとまわり以上大きいですが、その分液晶ディスプレイの大きさも大きくなり、USBホストアダプタや無線LANも標準で装備されています。
ただ、触ってみてわかるのが「思った以上にキーボードが堅くて安定が悪い」のと「ポインティングデバイスには慣れが必要」ということです。
ケーススタディーのレビューは、これから順次書いていきますが、とりあえず購入して数時間触った感じのレビューを残しておきます。

ARMベースのUbuntu
本当に小さいだけで、ARMベースのUbuntuが動いています。
今までのZaurusのような専用ランチャがあるわけでもなく、ディスクトップに
ブラウザのショートカットが作成されているだけです。
キーボードはかなり押し込む感じで入力
キーボードのキーピッチは確保されているのですが、キーは
気持ち強めに押し込まないとうまく入力されません。ノートPCの
キーボードのような感じでは入力ミスが多発します。。
両手でホールドして親指で入力するには、ちょうどよい感じです。
ポインティングデバイスと解像度
キーボードの右上についているポインティングデバイスは、
少し慣れが必要です。ついでに液晶の解像度も1024×600なので、小さい画面の
ボタンを注意してポイントしてクリックするという感じです。

さて、感覚として誰でも使用できる手軽なガジェットかというと、まだまだそこまで洗練されている感じではありません。仕様のスペックなどは意欲的ですが、実際に使おうと思うとUbuntuの存在がありますし、荒削りな部分が目につきます。普通に使うには慣れが必要でしょう。
LinuxZaurusの環境が整っていたため、どうしても比較としての欠点が先に目についてしまいますが、Ubuntuの標準状態が動作しているのは大きなポイントでしょう。
同じようなサイズに公人舎のミニサイズがありますが、価格的にはもうちょっと高くなってしまいますし、キーボードの作りは同じような感じです。
これから次のようなデバイスのレビューをしていく予定です。

  • USBマウスなどUSB機器の認識性
  • WILLCOM PHSの接続とモバイル通信(WX321 USB接続)
  • microSDでの容量の拡張
  • USBサブディスプレイの表示
  • などなど

同時にせっかくUbuntuが動いているので、ネットワーク周りの接続性やアプリケーションの開発環境も調べてみようと思っています。
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