Fostex TM2とSHURE BT2でNW-A105で音楽を楽しんでましたが、やっぱり気になってしまった標準イヤホン「SONY IER-NW510N」。
本体付属モデル NW-A105HN もありますが、すでにNW-A105を持っていますので、今回追加で購入しました。
SONY IER-NW510Nのメリットは、やはりノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能。
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ノイキャンの実力
さっそくノイキャンを試してみると…なるほど、かなり外部の音をキャンセルしてくれます。バス移動の時のアナウンスや話し声、外の車の音などもキレイに消えて音楽を楽しむことができました。
思った以上に強力なノイズキャンセリング
最初は音量が高いから外の音が分かりにくいのかもと思ったのですが、音量を下げても外の音が聞こえません。音量レベル30位でも、ノイズキャンセルはしっかりと機能して、外の雑音を消してくれています。
上位機種のノイズキャンセルは、もっとスゴイかもしれませんが、SONY IER-NW510Nのノイズキャンセリング機能は実用十分です。
普段はSHURE SE215 Speにシリコンのトリプルフランジを使っており、遮音性抜群なのでノイズキャンセリングの必要性を感じていませんでしたが、
小さな音量で聞いているときも外の音を遮断してくれたり、後で試す「外音取り込み」との併用を考えると良い環境です。
ノイキャンできない音
優秀なノイズキャンセルですが、IER-NW510Nの構造上消せないノイズがあります。
ひとつは、両脇や後方からのノイズ。ノイズキャンセルは、イヤホンにあるマイクで集音して打ち消すなみをだしてノイズを消します。
そのため、真横で発生したノイズや後ろでなっているノイズの消音能力が弱いようです。
複数のマイクを持っているノイキャンイヤホンなら、この弱点は克服されているのかも。
ノイキャンのレベル設定
標準の状態では、ノイキャンのレベルが標準になっています。
この設定だと、大きな音が侵入してきます。
アプリ設定で、スライダーを調整して、ノイズが聞こえない場所を探します。私は -15くらいで設定していることが多いです。。
このあたりは、使う環境に合わせて調整しましょう。
外音取り込み機能で使い分け
SONY IER-NW510Nのもうひとつの機能「外音取り込み機能」も試してみました。
ノイズキャンセリングを最大で有効にしていると、外の音が全く聞こえません。外のアナウンスを聞きたいときなどは、この「外音取り込み」を有効にします。
外音取り込み機能はノイズキャンセリングと同時に使用はできません。
コントロール画面から外音取り込みを有効にすると、イヤホンについているマイクで外の音を拾って音楽とミックスしてくれます。
簡単にノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えられるので、シーンに応じて使い分けができそうです。
これから買うならセットモデル NW-A105HN がオススメ
さて、NW-A105を買って、追加でIER-NW510Nを購入しましたが、これからNW-A100シリーズの購入を考えている方は「お気に入りのヘッドホン/イヤホンがあってもイヤホン付属のNW-A105HN 購入」をオススメします。
セットの場合の差額が約7000円。別で購入すると11000円くらいします。
後から「ちょっと純正も試したいな~」と思ったりしたら、4000円追加になってしまいます。
セットで購入してSONY純正のNW-A105に設計された音作りを楽しんで、それから自分のお気に入りのヘッドホンやイヤホンを楽しむのは、音楽の幅が広がって良いと思います。
40周年記念モデルの「NW-A100TPS」の場合には、イヤホンは付属しませんので、このあたりも注意が必要です。
旧モデルを間違わないように
旧モデル NW-A50シリーズ用のイヤホン「IER-NW500N」も販売されています。しかし、NW-A100シリーズ用のイヤホンは「IER-NW510N」です。
値段が安いからと 500を買わないように注意しましょう。
専用イヤホンの楽しみと普段使いの環境
専用イヤホン IER-NW510N のノイズキャンセルは思った以上に快適でした。
新幹線での移動も多いので、新幹線などではNW-A105とIER-NW510Nの組み合わせでノイズキャンセリングして音楽を聴きながら過ごしたいと思います。
都内などの移動ではケーブルがあると邪魔になったり、引っかけたりしますので、Fostex TM2やSHURE BT2を使っていこうと思います。