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ポッケの中のおもちゃ

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楽しめる2つの低価格レンズ

中古のFujifilm X-A5を購入して、Wtulens-Lで撮影を楽しんでました。

低価格の交換レンズってユニークな写真が撮れて撮影するのが楽しくなってきます。
今までの定番は、中古で買った Fujifilm X-A5 と Wtulens-Lの組み合わせ。

Wtulens-Lはf16と非常に暗いレンズですが、全体的にピントがあい昭和レトロっぽいスナップには最適なレンズです。

そして、今回 新しい低価格の交換レンズを購入しました。

TTArtisan 35mm f1.4

TTArtisan 35mm f1.4は、中国製の低価格レンズです。
7枚のレンズ構成で、35mm(換算56mm)で f1.4~16 マニュアルのレンズで、実売価格は1万円を切っています。

価格が安い割には、ボディは ほとんどが金属、マウント部分も金属で構成されています。
安っぽい感じはなく、しっかりとした作りになっています。

絞りのダイヤルは、f1.4からf16までクリック感があり操作しているときにズレにくい作りです。

ピント調整のダイヤルは、なめらかに動き、こちらは狙った被写体にピントが合わせやすい操作感。

f1.4でとるとボケ味のある面白い写真が撮れました。

単焦点マニュアルレンズをX-A5で使う

Wtulens も TTArtisan のレンズも、マニュアルフォーカス(MF)の単焦点レンズです。
カメラのAF機能を使うことはできません。

最近ではオートフォーカス(AF)が主流ですので、マニュアルフォーカス(MF)レンズの使い方をすっかり忘れていました。

マニュアル単焦点レンズを使うときの設定と撮影で気をつける点を自分なりにまとめました。

「レンズ無しレリーズ」は必ずONにする

Wtulensの時にも、はまった設定です。電子接点を持たない Wtulens や TTArtisan のレンズを使うときには「レンズ無しレリーズ」をONにする必要があります。
オフ(OFF)のままだと、電子接点がないので、カメラはレンズが装着されていないと認識してチャッターが切れません。

ISO感度を固定するもしくは諦める

AFで撮影しているときにはISO感度をオートにして撮影していることが多いかもしれませんが、接点が無いレンズの場合にはカメラの都合でISOを変更してしまいます。

ISO感度オートのままで失敗すると、こんな感じになります。

これを避けるために、撮影前にISO感度を固定しておくことをオススメします。

私はISO感度の目安として、次のように使い分けています。

  • ISO感度 100 三脚での撮影/明るい場所での撮影
  • ISO感度 200 明るい屋外のスナップ写真
  • ISO感度 400~800 昼間のスナップ写真
  • ISO感度 1600~3200 夜間や暗い場所での撮影

実際には ISO感度を400~800くらいで使うのが限界でしょうか。
晴れた日なら 100~200でもキレイに明るく写るかもしれません。

ただ、Wtulens-Lの場合には f16と非常に暗いレンズなので、ISO感度をオートにして次の方法で回避した方が良い場合もあります。

昔はISO感度によって(もしくは、写真写りの特性に合わせて)フィルムを使い分けていました。
その時にはISO 200~400を多く使っていたと思います。

RAWを必ず同時撮影する

必ずjpgデータと同時にRAWファイルも記録するようにします。
RAWファイルは、そのままでは写真を確認することができませんしファイルサイズも大きくなってしまいますが、前段のISO感度や絞り、ピントのズレなどを撮影後に補正することができます。

とはいえ、補正できる限度はありますが、jpgで失敗したと思ってもRAWファイルで現像すると、使える写真ができあがったりします。

先ほどのISO感度を調整するのを忘れた写真のRAWファイルを現像したのが、次の写真です。

露出度やコントラスト、絞りなどを補正することで、かなり良い感じになりました。

X-A5と2つのレンズ

Fujifilm X-A5とWtulens-L,TTArtisanの2つのレンズの組み合わせは、写真を撮るのが楽しくなる組み合わせだと思います。

しっかりと撮影する場合には、Canon EOSを持って行きますが、ちょっとした外出の時のスナップには小型のレンズが機動性がアリ 写真を楽しめそうです。

Wtulens-LとTTArtisan、それぞれ味付けの違うレンズですが、楽しめるレンズでした。
なにせ「安い」「コンパクト」というのが手軽に楽しめて気に入ってます。

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